Archive for 07 November 2007

07 November

くらちゃん満身創痍

昨晩、時間が経つにつれさし餌の食いつきが
悪くなっていったのは環境変化からくるストレスかな……
と思っていたのですが、朝、お腹が空いているハズなのに
ぜんぜん口を開いてくれない。
恐る恐る強制給餌(ムキエ+ベビーフード)してみました。
すると、その15分後、人間の痰のような
粘り気のある透明な泡状の液体と、ムキエ少々を
豪快にまき散らしながら嘔吐したのです。

あまりに苦しそうだったので、
思わず予約をしていた病院に電話してしまいました。
とにかく暖かくしておくこと、とのことで
予約していた夜の診察時間まで
3時間半おきに「育て親」で3口づつ強制給餌して
様子を見ることに。

夜、ペットボトルにお湯をいれた携帯湯たんぽで
保温しながら片道30分(田舎道でこの時間はかなりの距離)
かけて盛岡市津志田の「もりおか動物病院」さんへ。

先生はそのうを視たとたん
「う〜ん、ちょっとイヤな感じですね」
とおっしゃいました。
そしてそのう液をとって、検査することに。

しばらくしてから先生に
「ちょっと顕微鏡の画面見ていただけますか?」
と声をかけられ、イヤな予感がしつつも
モニタ画面を見てみると……

なっなんか いろいろ いっぱいピチピチしてるっ

「そのうにはトリコモナスっていう虫とあとこれ……
カビですね。カンジダかな?あと大腸菌なんかもいますね。
便もおんなじです。連鎖球菌とかも見えますね。」

「そっ そのうに大腸菌なんているもんですか?」
「普通はいません。ちょっと私もココまでの状態は見たことないです」

そのあと診察室へ戻り
お迎え直後だからもうお迎えした時点でトリコモナスに
感染していたのは確実、
お店と交渉する道もこのまま手許で治療する道もあるけれど
落鳥の可能性は否めない、とのことでした。
先代くらちゃんの咽の奥が黄色くネバネバしていたことも説明したら、
おそらくトリコモナスによる胃腸炎だったではないか、とのこと。

……落鳥の可能性があるヒナをこのまま育てられるのだろうか……

……でも、ホームセンターに戻したら
おそらく何の治療もされないまま処分されてしまう……

しばし逡巡した後「これも縁なので治療お願いします」と告げて、
直接投与する飲み薬三種類と
(ビタミン剤、抗真菌剤、トリコモナスの薬)、
差し餌に混ぜるタイプの
腸内環境を整えるための酵素とビタミン剤を処方していただく。

くらちゃんは多少の抵抗はみせたものの
すんなり薬を飲んでくれた。
ただ、食欲は相変わらず皆無。
本当はヒナで食べ盛りの時期なのに
生後3週目で18グラムしかない。
小さくてもいい。健やかであって欲しい。


この日はハムスターケージ内部にヒヨコ電球、
中にプラケース(くらちゃん温室)、
その下にピタリ適温、上には保湿用の濡れタオルをおいて
タオルですっぽりおおって32〜35程度に保温して就寝。
(プラケース内部は20〜25度と表示される……)
ちなみにハムスターケージは
アイリスオーヤマ ハムスターケージ HCS-311
という品です。
文鳥団地の生活さんの2004年版温室を参考にさせていただきました。
00:00:00 | shomon | No comments |