Archive for 14 November 2007

14 November

治療8日目:いきなりの落鳥宣告

トリコモナス治療8日目。
あとで記述しますがトリコモナスは完治しました。
昨晩は一度も嘔吐がありませんでした。
(いつもは未明にけっこう吐いている)

本日のくらちゃんデータ
8:00 通常食/食欲もりもり
9:50 嘔吐
10:30〜40 派手に嘔吐×3回
11:30 通常食を半強制給餌×3回/流動食を自主的に大量摂取
    ※ムリに強制給餌してはいけなかった
11:40 派手に嘔吐
15:00 通常食を半強制給餌×2回/流動食を強制給餌
    整腸剤と食欲増進剤を投薬
    ※ムリに強制給餌してはいけなかった
15:10 粘性の嘔吐2回
18:00 動物病院にて「トリコモナス完治ただしひどい食滞で今夜が峠」
    との診断をうける。

【8:00 朝の差し餌】
食欲もりもりでごきげんで終了。
やっぱりパウダーフード少なめが効いたのでしょうか。

昼前派手に3回嘔吐。
再びちょっと体が脹らんできました。
調子がいきなり崩れたときは病院へ、と言われていたので
夜の診療の予約を取るか悩み中……。

【11:30 昼の差し餌】※ムリに強制給餌してはいけなかった
一口だけ自主的に摂取。そのうに餌がけっこう見えたので
2口だけ強制給餌させてから流動食に切り替え。
流動食はねだるほど食いつきがいい。
食後、粘性の嘔吐。
差し餌のスポイトを口からぬくとき
半透明の粘り気のある糸を引くのが気にかかる。
まさかここにきて潰瘍ができたのか?
強制給餌時クチバシの力が弱くなっていたことも気に掛かる。
便の調子も再び悪化。

【15:00 夕方の差し餌】※ムリに強制給餌してはいけなかった
くらちゃん、おおいに調子を崩している様子。
そのうからほとんど餌が落ちていない。
通常食か流動食が悩んで、ほんとに食べる気がないときは
嘔吐するから……と思い通常食を2口程強制給餌。
その後流動食を強制給餌。今回は口も開けてくれない。
給餌器の先で簡単に口を開けれる程力が弱くなってきている。
朝とはくらべものにならないくらい体力が落ちている……
たまらず動物病院に診療の予約を入れる。

午後6時、動物病院へ。
くらちゃんのそのうを見るなり先生は
「差し餌あげすぎです。……これはひどい。」
と顔をしかめておっしゃいました。
みるみる青ざめる私。
「ちょっとココまでなっちゃうと助からないかもしれません。」
といきなりの落鳥宣告。
突然の事でわけがわからなくなってしまう。
あんなにそのうの様子を見ながら強制給餌するように言われてたのに、
調子を崩した・と思った時にすぐに診断してもらえばよかった、
なんて調子にのっていたんだろう。なんてバカな私。
昨日まではあんなに元気になっていたのに……

ひどい嘔吐と思っていたのは、
飽和状態のそのうから差し餌が逆流したものだった。
食道まで達する勢いのひどい食滞だという。
逆流してうまく吐き出せなくて窒息する可能性も十分にあるとのこと。

「体力のある子だったらそのうを切開して取り出すんですが、
この子の場合手術すると体力がもちません。
今日は注射して見守るしかないですね……
朝までにそのうから餌が落ちないとおそらく落鳥するでしょう。」

落鳥……‥‥

先代くらちゃんにひきつづきこの子まで……‥‥

私はなんて残酷なことをしてしまったんだろう。
よかれと思って、体力がつくと思って
ムリに食べさせた差し餌がこの子の命を奪おうとしている。
悔やんでも悔やみきれない。
「トリコモナスは完治していますよ」といってもらったが
私はなんてなんて愚かなことをしてしまったのだろう。

今日がブログの最後の書き込みになるかもしれない。
いまはただ、祈ることしかできない。
無知で無力な己が不甲斐ない。
くらちゃん……本当にごめんね……ごめんね……

22:07:00 | shomon | No comments |