Complete text -- "小さな小さな命"

19 November

小さな小さな命

今朝のくらちゃんのそのうは
機能のスペシャルメニューがひびいてか、けっこう大きなままだった。
今日は流動食主体で、すこし時間を長めにおいていこう。

8:30 流動食0.5cc
10:30 流動食0.5cc/投薬
12:30 流動食0.5cc
13:00 投薬
14:30 流動食0.5cc
17:00 流動食0.5cc
19:30 流動食0.5cc


シリンジに差し餌をねだるくら。
あ、あげてるのは私なのよ……


親指に果敢に挑むくら。
……私にはこんな態度です。
凶暴でもいい。逞しく育って欲しい。


夕方、くらちゃんの体重をおそるおそる計ってみた。
なんと15グラムにまで減少していた。

そのうがパンパンの状態でこの目方、ということは
実際は13〜14グラム程度なのかも……
回復していると思っていたのに……
いてもたってもいられず、動物病院に連絡を入れる。

すこしはよくなっていますよ、という言葉を期待していたのです。

「正直普通ならもう落鳥しています。
おそらくこのまま徐々に衰弱していくでしょう……」


やっぱりくらちゃんはもうダメなのか。
くらちゃんは鳥なのに飛ぶ筋力さえつけれないまま、
飛ぶことをしらないまま、一生を終えてしまうのか。

筋肉注射を打つ場所に困るくらいくらちゃんはガリガリだとのこと。
それでも先生は胃腸の機能を助ける注射をしてくださった。
しかも、いつもより500円も安かった。
次の来院予定も告げられないまま診察は終わった。

くらちゃんはもうダメなんだろうか……
でも私があきらめてしまったら誰がこの子を救えるのか。
出来るかぎりのことをしよう。
0.05%でも可能性があるのなら、それにかけてみよう。
だって、くらちゃんは一所懸命生きているのだから。
小さな小さな命だけれど、頑張っているのだから。

就寝時に、少しでも体力を温存できるように、と
皿巣にティッシュを敷いてケージの中に置くと
くらちゃんはいつのまにかその中に入って寝ていた。
気に入ってくれてなによりです。
00:00:00 | shomon | |
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